『日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界』のカバーアート

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

(幻冬舎新書)

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日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

著者: 国立国語研究所編
ナレーター: 岩崎 了
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

毎日あたりまえに使っている日本語。だが、ふと疑問に思うことはないだろうか。

そもそも漢字はいつから日本にあるのか?

「シミュレーション」を「シュミレーション」とつい発音してしまうのはなぜだろう?

「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか?

これまでの絵文字・顔文字とLINEのスタンプでは何が違う?

ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所が、国民の抱く素朴だが奥深い疑問に呻吟(しんぎん)しながら出した名回答を厳選。

日本語の教養をこの一冊でアップデート!

©NINJAL, GENTOSHA 2021 (P)2021 Audible, Inc.
政治学 言語学

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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誤解なきよう

レビューで誤解されてる方がいますが、ポチについては"カメらしい名前"として名付けられたと著者は述べています。ポチが西洋風な名前などとは述べていません。
西洋犬が当時はカメと呼ばれたのでそこからの繋がりです。

これが歴史的な事実として正しいかどうかはまた別の話です。

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聞き易くて良し

全体的に、読み易く、軽く聞き流し易い。一つ一つの話も短いので、オーディブルには打ってつけ。(一部、発音強弱などは除く、そちらは本じゃないと分かりにくいかも。)

内容的にも、日本語で好まれる音韻、思うと考えるの違いなど、色々面白い。
思うと考えるの違いなんかは言われないと意識しないが、言われてみると確かにという感じで納得。
戦国時代の観音堂に残っていた落書は、歌集に残された有名なものではないけれど、何故か観音堂にだけ見られるとか、他にも、表現の微調整、絵文字、許可された名前のリストがあるハンガリーの話など、へーというお話が入ってます。
個人的には、赤ちゃん言葉にばあばはあるけど、ババアはないとか、思わず笑っちゃいました。

「あたらしい」は、あらたしいの誤用から始まったなど、勉強にもなります。言葉には、実は「正しい」のはなく、変遷を繰り返すのだとわからせてくれます。

良書、そしてオーディブルでオススメです。

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国語雑学

チコちゃんに叱られるとか、あのあたりの雑学好きな人にハマりそうなキャッチーな内容をじっくり解説してくれます。面白かった〜!

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通勤時に適してました

小説の様に文節の長い本でしたら通勤時などに途中で止めなくてはならなく、再生した時「なんだったっけ?」となりがちなのですが、この本は細かく例題を上げながら短めの文節で語られますので、途中から再生しても気にならず通勤時に聞くには良かったです。
ポチは西洋から来た名前と勘違いされておられる方がいらっしゃる様ですが、明治時代の人が犬に西洋風の名前をつけたのが「ポチ」であり、江戸時代までは見られなかった傾向だ、ということですね。

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ポチは「西洋風の名前」じゃないよ

「西洋式に(犬の名前として)"ポチ"や"ジョン"などといった名前が個別に付けられるようになった」などとまったくわけのわからない文章が登場してひっくり返りましたが、本気で「ポチ」が西洋風の犬の名前だと思ってるんでしょうか。
ポチなんて呼び名の犬、英米にいますか? 聞いたことある? ないでしょ。
フランス人が子犬を見て「あら小さな可愛子ちゃん」くらいの意味で「petit(プチ)」と呼んでいたのを犬の名前と誤解した、というのが定説です。ポチなんて呼び名が西洋で犬の名前だったことなどありません。

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